統計によると、2月17日より、中国の1日あたりの鉄道貨物発送量が13日連続で1100万トン以上に上っている。企業の操業再開に伴い、鉄道貨物輸送量は安定的に回復している。全国の道路貨物輸送市場は持続的に回復しており、車両の稼働率は70%まで回復した。
「鉄道貨物輸送量の安定回復は企業の操業再開と関係がある」。中国物流学会副会長の張暁東氏は、「鉄道は経済のバロメーター」だとし、「中国の石炭輸送の半分以上は鉄道に依存している」と指摘。「前年同期比での伸び率から見ると、春節休暇が例年より早い時期に始まったことと2月の工期が長いことはある程度関係あるものの、前月比で減少していないことは、鉄道貨物輸送量が安定回復しており、企業の操業再開が加速していることを示す」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月10日