近頃、「宅」が多くの人の生活スタイルになり、「宅経済」関連業の急成長を間接的に促している。家電業界もその1つで、空気消毒機、食洗機、万能調理鍋などの家電の売り上げが大幅に伸びている。専門家は、家電商品の人気は消費者の品質生活に対する追求を表すと分析する。消費がグレードアップする中、品質消費は今後の消費の重要な動向になるとみられる。
記者が調査したところによると、淘宝網でのエアーフライヤーの月間販売台数は3万3000台、フードプロセッサーは2万台、多機能調理鍋は1万台を超える。京東家電のデータを見ると、2月から現在までで、グリル鍋の売上高は前年同期比140%増加した。蘇寧のデータでは、2月のエアーフライヤーとオーブントースターの売り上げはそれぞれ831%と199%増加。奥維雲網のデータによると、1月のフードプロセッサーのネット売上高は20億100万元に達し、前年同期比26.11%増加した。
人気があるのは台所家電だけではない。衛生消毒類の家電も防疫期間に売り上げが最も伸びたカテゴリの1つである。蘇寧のデータによると、消毒保管庫の売り上げは前年同期比205%増、食洗機の検索回数は283%増、壁掛け式外気送風機と外気送風システムの売り上げは304%増となった。