保健類の家電も同様に人気がある。多くのECサイトの情報によると、眼部マッサージ器、頭頸部マッサージ器などの商品の売り上げが急速に伸びている。
防疫期間に各種小型家電が人気を集めた理由
専門家は、家で過ごす期間、人々の生活ニーズは低下せず、レストラン、フィットネスジム、映画館、KTVなどを家の中に移し、新たな消費シーンは新たな消費ニーズを生んだと分析する。
中国貿易促進会研究院国際貿易研究部の趙萍主任は記者に対し、最近の消費の最大の特徴は「宅経済」関連の消費の増加が比較的目立つことだと話した。また、家電業界自身の特徴と防疫期間の消費ニーズがうまく合わさったという。趙萍氏は、家電は家庭生活において重要な存在であり、伝統的な大型家電も新興の小型家電も、家での文化レジャー関連活動を提供するため、防疫期間に家で過ごすための必需品になったと分析。
ネット販売ルートがスムーズになり、家電消費が便利になった。まず、大型家電も小型家電も、ECサイトで大量に販売されている。データによると、2019年の中国の家電販売ルートはオンライン・オフライン融合の傾向が強く、通年のネット売上高は前年比11.6%増の3668億元に達し、家電市場総売上高の41.17%を占めた。特に新型、ニッチの小型家電は主にネット販売され、防疫期間はネットの人気者が中継販売し、消費者は外出せずにじっくりと選ぶことができた。また、各大都市の宅配は完全に停止せず、2月中旬に全面的に業務を再開し、商品を急速に消費者に届けている。