供給の面から見ると、近年、産業消費のダブルのグレードアップの中、家電企業は新型の小型家電、フードプロセッサー、コーヒーメーカー、薬膳ポット、多機能調理器などを開発し、市場余地が広く、商品が充実し、低価格で取り付け不要な小型家電市場は拡張段階にある。また、最近は多くの人が家で過ごし、これらの新商品を発見し、供給と需要の接続を実現した。
「感染症流行は人々の消費概念を変え、新しい消費概念に合った商品を購入したいという意欲が高まった。例えば、健康を促す商品、マスク、消毒液、ハンドソープなどの公共衛生用品のニーズは感染症終息後も発生前より高いだろう。次に、ネット購入が習慣になり、ECサイトが形成した新型消費は新たな成長余地をもたらす。そのため、これらの新しい変化は感染症終息後も続くと思っている」。
「家電は硬直的需要がある商品で、家電産業には粘る強さがある。長期的に見て、中国の家電企業がこの10年で蓄積、形成したグローバル化の強みは非常に顕著になっている。特に、グローバル化戦略意識がある一部企業は、早めに行動し企業の危機対応と持続可能な発展を保障した。そのほか、家電産業も高度市場化の産業であり、消費者と市場に目を向け、消費ニーズを満たす商品を開発している。販売方式とルートの発展においても消費ニーズを探究している。家電産業は技術革新、モデル革新、ルート革新などにおいて、前進するエネルギーを保持している。このような革新のエネルギーが存在し続ければ、感染症の影響で本質的に変化することはない」と、中国家電協会の担当者は話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月21日