『通知』は、新型の消費モデルを形成し、5G+VR/AR、スポーツ中継、ゲーム・娯楽、バーチャルショッピングなどの応用を推し広め、新型の情報消費を促進すると提起した。また、基礎通信企業、ラジオ・テレビメディア企業、コンテンツ提供業者の連携を強化し、教育、メディア、娯楽などの分野の4K/8KやVR/ARなどの新型のマルチメディアコンテンツを充実化させる。
王志勤氏は、「5G時代の到来により、高速かつ低料金の通信が可能になり、スマート端末、ウェアラブル機器、スマートホームなどの面に多様な商品が生まれ、豊富な消費シーンはEC、政務サービス、オンライン教育、オンライン娯楽などの面に大量の新消費を生み出す」と述べた。
中国情報通信研究院は、2020~2025年、5G商用化は8兆元以上の新興消費を促進すると予想する。
300以上の雇用創出
また王志勤氏は、5G発展の加速は雇用創出につながり、社会発展の安定器を形成すると述べた。科学研究試験、生産建設、運営サービスなどの産業で雇用を促し、工業やエネルギーなど多くの分野に新たな融合型雇用ニーズを生み、随時随所での勤務、在宅勤務などがより便利になり、シェアリングエコノミーの開拓において勤務形態が柔軟になるという。
中国情報通信研究院は、2025年までに、5Gは300以上の雇用を直接創出すると予想する。
そのほか、王志勤氏は、「5G建設は国内投資を安定させ、大量のプロジェクト、基地局、電力供給などのインフラ投資に波及するだけでなく、各業種のモデル転換・グレードアップを促し、工場の改造、建設運営、システムグレードアップ、技術研修など多くの投資をもたらす」と話した。2025年までに、5Gネットワーク建設投資は1兆2000億元に達し、関連投資は3兆5000億元を超える見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月25日