新型コロナ感染症の防疫対策期間中、防疫物資メーカーの現状はどうなっているのだろう?税務部門による一連の的確な税制優遇措置と税務サービスの実施を通じて、これらの企業は防疫対策事業を遂行すると同時に、操業再開の自信を強めている。
江蘇環亜医用科技集団股フェン有限公司は、武漢雷神山病院の建設に参加した。現地の税務局は、状況把握後すぐに党員税務サービスチームを設立し、税務手続の優先チャネルを開設、24時間体制で税務オンラインスピードサービスを提供し、インボイス発行や納税申告、政策的助言などの面で的確なサービスを提供した。
国家税務総局は、「防疫重点保障物資メーカーの生産能力拡大に向けた関連設備の新規購入について、1回限りで当期費用の企業所得税税引前控除を許可する」とし、「企業は毎月所轄の税務機関に増値税期末留保税額の全額還付を申請できる」と明らかにした。
「試算によると、江蘇環亜医用科技への還付金は今のところ800万元以上に上る見通しだ」。同社董事長の張惊涛氏は、「災厄に直面し、政府が減税・費用徴収削減に今までになく力をいれるなか、税務局が即座に企業の実情を深く調査したことで、我々は大きな恩恵を受け、自信を強めた」と語る。