苦境打破、住民を正確に把握
本社を武漢市に置く間食ブランドの良品舗子は通常、取引の50%が湖北省に集中している。また各地で生産した商品を先に武漢市に送り、それから全国に届けている。感染症の発生後、良品舗子は二重の苦境に直面した。実店舗の閉鎖により売上が落ち、物流に支障が生じたのだ。
支付宝小程序と天猫商城の「ブランド軽店」により、苦境が打破された。
支付宝は良品舗子による小程序の活用を積極的にサポートした。まず深セン市、鄭州市、広州市のユーザーの間で普及を促進し、同時に良品舗子の実店舗及び周辺の団地の調査を行い、位置情報サービス(LBS)を利用し周辺住民を正確に把握した。これにより良品舗子小程序の利用者を激増させた。アクティブユーザーは前週比で最高5倍弱増加し、取引量が大幅に拡大した。
この事業提携により、良品舗子はデジタル経営モデルチェンジが今後の流れになることを意識した。またこれは防疫の緊急対策のみではなく、長期的な戦略になるべきだ。