昨年12月の初めて公開測量を行い、試験田の1ムーあたり生産量が1046.3キログラムに達した第3世代ハイブリッド稲は、南繁基地でまもなく今年の生産任務を終え、4月10日種子を収穫する予定。そのほか、袁隆平氏が手がける耐アルカリ稲(海水稲)の改良試験面積は2019年に1万ムーに拡大し、試験田が東北、渤海湾、新疆、南東沿岸部などの各種アルカリ地に設置された。
袁隆平氏は、「中国は食糧の自給自足を実現する能力を有するが、食糧の安全確保において少しも気を緩めてはいけない。今回の世界的な感染症蔓延は1つの警鐘になった」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月8日