現在、多くの国が航空・列車・船舶の運行を制限し、国境を全部または一部閉鎖したり検疫を強化したりしている。中国の対外貿易にどのような影響があるだろうか。商務部(省)の高峰報道官は9日、「影響は主に国際物流の停滞、貨物の通関コストの上昇、ビジネス往来や商談の中断などに現れており、企業の契約履行や受注獲得が非常に難しくなった」と述べた。中国新聞網が伝えた。
高報道官は、「商務部は今後、貿易パートナーとのコミュニケーションや協調をさらに強化し、各国が手を取り合って協力することを推進し、不必要な制限措置を解除し、グローバル供給チェーンの開放・安定・安全を保障する。これと同時に、関連当局とともに有効な措置を積極的に採用し、企業が物流の停滞といった問題を解決するよう支援し、越境ECをはじめとする新業態・新モデルの役割を十分に発揮させ、企業がオンライン商談やオンライン展示会などの方法で主体的に受注を獲得することを支持し、企業が重点市場に赴いて国際マーケティングネットワークを構築し海外倉庫を建設することを支持する」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年4月10日