世界の食糧の生産量と在庫は楽観視できない状況にある。2019年以降、世界で極端な気候が多く、災害が頻繁に起こり、一部地域には地域的・構造的な不足の兆しが現れ、さらに今回の感染症流行が重なり、今夏の食糧生産はさらに厳しくなっている。
海外で感染症の流行が蔓延し続け、各国は交通封鎖および生活物資の輸出規制などの政策を実施し、農産品の大口貿易はダメージを受けている。
国連食糧農業機関は、「各国は国内で緊急措置を実施する以外に、国際協力と開放的な国際貿易も重要であり、各国政府は感染症流行期間に輸出規制と輸入関税をなくすべきである。サプライチェーンの動きを維持し、国際協力を積極的に模索しながら、開放的な貿易を維持するのが望ましい」とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月17日