国家電網の新ラウンド充電ポール建設投資計画が発表された。4月14日、国家電網は2020年の新エネルギー車充電設備の全面的建設プロジェクトの集中連動着工ビデオ会議を開き、年内に充電ポール建設に27億元を投資し、7万8000基を新設する計画だと発表した。新設規模は前年の10倍を超える。
南方電網は以前、向こう4年で251億元を充電施設の建設に投資する計画を発表している。業界関係者は、2大電力会社の主導のもと、充電ポール投資は全体の成長速度と容量を大幅に向上させると話す。充電ポール設備メーカーおよびコアモジュール会社、中でも2社の入札認証を取得した会社が受益するとみられる。
新エネルギー車産業チェーンの発展を促進
国家電網によると、今回始動するプロジェクト計画は充電ポール2000基超を建設し、総設計充電容量は109MWになり、約1万2000台の商用・乗用電気自動車に充電サービスを提供し、自動車消費を30億元増やし、電源類の商品、部品生産、アフターサービスなどの上下流の産業ニーズを刺激する。そのほか、専用充電スタンドの建設は集中式充電ポールと快速充電ポールに焦点を当て、バス、物流、タクシー、大型トラックなどの専用車両の電気化改革を支える。