2、最低生活保障の条件を満たす都市部と農村部の世帯に対し、最低限度の生活を送れるよう徹底して保障する。失業保険に加入しておらず、収入が最低生活保障の基準に届かない農民工(農村からの出稼ぎ労働者)や失業者を最低生活保障や支援の対象とする。新型コロナの影響により、一時的に困難を抱えている人々を臨時に救助する。
3、今年発表された一定年齢以上の失業者に対する失業保険金の受給期間延長を実施する。失業手当の給付や、物価上昇による影響を減軽するための「価格臨時補助金」の支給額の引き上げを段階的に実施するなど、失業者向けの支援策を踏まえた上で、さらに失業保険の適用対象を広げ、都市部と農村部の全ての失業者に適用する。このうち、昨年1月以降に保険に加入し、加入期間が1年に満たない失業農民工については、段階的に適用対象にしていく。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月22日