上海は中国本土で台湾企業からの投資が最も多い都市の1つで、2019年末時点で承認された台湾資本の投資プロジェクトは合計1万4300件、契約額は約424億米ドルに上る。
新型コロナ感染症の発生で、生産停止や消費の萎縮が台湾企業の生産・経営・販売・市場開拓に悪影響をもたらした。これらの企業は目下、地方政府の全力での支援を受け、再稼動を加速している。
上海市人民政府台湾事務弁公室の情報によると、4月17日時点で、在上海の台湾企業の再稼動率と従業員復職率はそれぞれ92.7%と89%に上る。うち、メーカーはほぼ再稼動しているが、生産型サービス企業と生活型サービス企業の再稼動率はそれぞれ90%と70%となっている。
上海市台湾同胞投資企業協会の関係者は、「今回のライブイベント開催で、デジタル経済が実体経済の回復をけん引し、上海の台湾企業の再稼動加速を助けることを望む」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月28日