中国農村がインターネット時代に突入

中国農村がインターネット時代に突入。中国の農村で農産物のオンライン販売、クラウド耕作などデジタル新技術の導入が加速し、農民の生産・生活方式を変えると同時に、農村経済の巨大な潜在力を掘り起こした…

タグ:インターネット

発信時間:2020-05-03 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 山西省平順県に住む黄騰麗さんはここ数カ月で、オンラインショッピングの注文額が2倍に増えた。


 黄騰麗さんに起こった変化は特別なケースではない。広西省平順県では今年に入って、オンライン消費が30%増え、村民のオンラインショッピングリストには食洗器、エアフライヤー、ランニングマシンといった消費高度化の新商品が並び、ミドル・ハイエンド消費の割合が4割に達した。


 データによると、現在、中国の農村オンライン販売事業者は1300万社に上る。2019年の全国農産物オンライン小売額は前年比27%増の4000億元で、農村ITサービスシステムは全国約4分の3の行政村を網羅した。


 中国政府は今年、貧困地区を含む100カ所の県で「インターネット+」農産物都市進出プロジェクトの試験を行い、優良農産物のインターネットを通じた全国販売を促進。また、国家級農業農村ビッグデータセンターとデジタル農業イノベーションセンターを建設し、複数の措置によって農村消費の質向上と高度化を図り、農業と農村のデジタル化を加速している。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月3日


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