新型コロナで中国経済の長期的な改善傾向は変わらない=全国政協委員

新型コロナで中国経済の長期的な改善傾向は変わらない=全国政協委員。

タグ:中国経済

発信時間:2020-05-25 13:45:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国人民政治協商会議(全国政協)経済委員会の楊偉民委員は24日の全国政協第13期第3回会議第2回全体会議で、「突発的な新型コロナ肺炎の感染拡大は中国経済に大きな打撃となったが、中国経済が長期的に改善に向かう基本的な流れを変えることはできない」と述べた。


 楊偉民委員の分析は次の通りだ。


 ――我々には巨大な市場空間がある。人口14億人の大市場は、中国経済の持続的成長をけん引することができる。当然のことながら、国際市場を放棄してはならない。市場は現代の経済成長で最も希少価値の高い資源であり、理性的な投資家であれば誰もが巨大で持続的に成長する中国市場を放棄することはない。


 ――我々には強大な改革の原動力がある。市場は経済成長が成立するための十分条件であり、改革は経済成長の必要条件である。改革開放を揺るぎなく堅持し、14億人の素晴らしい生活を追求しようとする積極性を引き出し、1億以上の市場主体の生産経営に対する積極性を喚起すれば、向かうところ敵なしだ。


 ――我々には充分な政策ツールがある。政策ツールが総量的・構造的であれ量的・価格型であれ、赤字比率引き上げや政府債務拡大などの財政政策を採るか、流動性拡大や金融円滑化伝達メカニズム、資金調達コスト引き下げなどの金融政策を採るかにかかわらず、充分なツールが揃っている。党中央と国務院が打ち出した多くの政策措置を踏まえて、政府活動報告は三大堅塁攻略戦と「六穏(就業、金融、貿易、外資、投資、マインドの安定化)」および「六保(就業、民生、市場主体、食糧・エネルギーの安全、産業・サプライチェーンの安定確保)」を重点として、一段と取組みを強化した。


 ――我々には明らかな制度面での優位性がある。中国の特色ある社会主義制度を堅持し、中国の制度的優位性を国家統治能力により良く変換、ガバナンス強化により制度的優位性を効果的に発揮し、経済のガバナンスレベルを引き上げれば、無敵の体制を築き上げることができる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月25日

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