新型コロナとの闘いにおいて、党組織はそのスピードと効率の背後にある「屋台骨」としての役割を担った。今回の感染拡大は、国有企業が初心を貫き、使命を遂行し、責任を果たす上で「試金石」となった。数多の国有企業が新型コロナとの闘いに打ち勝つことを重要な政治課題とし、党の強力なリーダーシップの下で法令を遵守し、闘いに向けて迅速に強大な力を結集した。
中国国内では新型コロナとの闘いにおいて大きな成果をあげ、国有企業は生産・経営目標の達成に向け、たゆまぬ努力を続けており、操業・生産再開の主力になっている。初となる第5世代(5G)移動通信システムのチョモランマ(エベレスト)山頂カバーや、大型運搬ロケット「長征5号B」の打ち上げ成功など、このところの国有企業によるメガプロジェクトの進展などの話題が人々を元気づけている。
注目を集める国有企業改革に関する3カ年行動計画も近く発表される。こうした中、遠く険しい道ながら国有企業改革が進み、市場化改革路線も揺らぐことはないと人々は期待している。新型コロナとの闘いで国有企業が示したスピードと効率をさらに向上させ、確固たるものにし、競争力やイノベーション力、影響力を全面的に強化して、中国経済の質の高い発展を力強くサポートするものと信じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月31日