キーワードその4:国際協力
感染症の影響下で、反グローバリゼーション思潮と保護貿易主義が台頭している。国際マクロ経済政策の協調の強化、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定は、世界経済の迅速な回復を促し、国際社会の共通の望みと合致している。
韓国の檀国大学校政治外交学科の金珍鎬教授は、今年の両会で中国が開放拡大、世界経済との連携強化、地域経済協力の促進、世界の産業チェーンの安定などに関して新たな政策措置を打ち出すことに期待していると述べた。
キーワードその5:外交関係
世界の稀に見る大変局の中で感染症が流行し、中国の外交政策にも注目が集まっている。
エジプトのベニ・スエフ大学政治学科のナディア・ヒレミー教授は、中国は両会を通して、より緊密な国際協力関係の構築、国際社会の貧困撲滅、防疫、発展実現への貢献、より公平かつ合理的な国際秩序の構築への尽力などの外交関連の積極的なシグナルを発するとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月31日