5Gライセンス発行から1年に渡り、中国の5G発展は積極的な進展を手にし、ネットワーク建設のペースと規模が予想を上回っている。工業・情報化部の最新の統計によると、中国の5G基地局は毎週1万基以上のペースで増加している。5Gネットワークとつながっている端末は現在3600万台以上。4月の1カ月だけでも5Gユーザーが700万人以上も増加した。
中国移動は5月末まで5G基地局を14万基建設しており、年内に30万基の建設任務を完了し、340以上の地級以上都市を網羅する。中国電信と中国聯通は10万基以上の5G基地局を共同建設・共有している。双方は1四半期前倒しで25万基という通年の建設任務を完了する計画を立てている。
ネットワーク建設について、基礎通信企業による5G基地局の建設数は現在25万基以上にのぼっている。年内に60万基を突破し、全国地級以上都市を網羅する見通しだ。応用の革新について、全国で5Gの計400件以上の革新的応用が展開されており、建設中の「5G+インダストリアルインターネット」プロジェクトは600件以上にのぼっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月8日