中国商務部がこのほど発表した統計によると、2020年1-4月に中国国内投資家が155の国と地域の海外企業3084社に対して実施した非金融類直接投資額は、合計2350億8千万元に上り前年同期比で0.7%増加した。
商務部合作司の責任者によると、1-4月の対外請負工事新規契約額は前年同期比2.1%増の4585億4千万元だった。対外労務協力で派遣された労働者は8万2千人に上り、4月末時点で78万7千人が海外で働いている。1-4月の中国対外投資協力の主な特徴は次の通りだ。
「一帯一路」関連の投資は成長を維持している。中国企業が1-4月に「一帯一路」沿線53カ国を対象に実施した非金融類直接投資は前年同期比13.4%増の52億3千万米ドルで、当期の投資総額に占める比率は15.6%と、前年より2.3ポイント拡大した。うち、ASEAN向け非金融類直接投資は43.3%増の39億4千万元に上った。
対外請負工事は一部の業種で良好に伸びている。1-4月の一般建築・工業建設・水利建設類プロジェクトの新規契約額はハイペースで伸びた。うち、一般建築類は前年同期比44.8%増の143億2千万米ドル、工業建設類は30.5%増の31億2千万米ドル、水利建設類は83.2%増の24億米ドルに上った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月10日