業界内で、同政策は海南省への「大きなプレゼント」と見られている。しかし、海南省にどれほどの「貴重な財産」をもたらすかはまだ検証する必要がある。
海南離島免税政策は2011年に始まった。政策は2011年の実施以降、5回調整された。最初の規定は1人あたり1回の免税買い物金額を5000元以下とし、その後に徐々に引き上げられ、免税商品の品種も増加した。2011年、飛行機で海南本島を離れるが出国しない国内外の観光客だけが免税品を購入できたが、2017年にその範囲は列車で島を離れる観光客に、2018年には船で離れる観光客にまで拡大した。
将来、香港と肩を並べる可能性も
離島免税政策は海南観光に新たな消費の成長点を提供した。海口税関の統計によると、2011年の海南離島免税政策の実施から2020年第1四半期まで、税関が監督管理販売した離島免税品は7200万1000点、販売額は550億7000万元、購入者は延べ1609万7000人に達した。
統計によると、2011年から19年までで、海南の免税品年間売上高は9億8600万元から136億元に安定して増加し、2019年の売上高は前年比で3割以上の増加となった。購入者は2011年の48万3600人から19年には384万人に増加した。