中央テレビニュースは先ほど、携帯アプリによる「盗み見」の乱れを暴露した。一部のアプリはユーザーが知らないうちにその敏感なデータを違法収集する。さらに一部のアプリは十数分内に携帯電話内の写真やファイルに対して2万回以上のアクセスを行う。日増しに深刻化するプライバシー保護の問題を受け、携帯電話メーカーは研究開発の目標を徐々に、携帯電話そのものの安全性の向上に向け始めている。
シャオミ(小米)は先ほどリリースした「MIUI12」システムの中に、「プライバシー保護」という選択肢を追加した。ユーザーは携帯アプリのすべての権限取得の動きをいつでもチェックでき、同時に敏感な権限が目立つように表示され、注意が促される。
世界的なプライバシーの合規性を保証するため、ファーウェイ(華為)端末クラウドサービスは業界内で広く認められているプライバシー枠組み(GAPP)を踏まえた上で、EUの一般データ保護規則(GDPR)のプライバシー保護の原則を取り込み、各国の現地の法律に合わせて世界のプライバシー合規性枠組みを構築した。消費者の情報とプライバシーを守る。
ファーウェイはまた、携帯電話用プロセッサにユーザーの指紋やパスワードなどのプライバシー情報を保存するチップを埋め込んだ唯一の携帯電話メーカーだ。
「バックドア」の存在が暴かれる携帯アプリが増えるにつれ、携帯電話の安全性はユーザーのスマートフォン選択の重要な判断基準の一つになっている。そのため将来的に安全性の体験を最高にできた者が、携帯電話市場の主導権を握ることになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月11日