ファストファッションブランドの中国市場撤退が相次ぐ

ファストファッションブランドの中国市場撤退が相次ぐ。

タグ:ファストファッション

発信時間:2020-07-13 13:56:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


    ファストファッションは以前から衰退傾向にあり、感染症は単なる口火にすぎないと考える人もいる。国内の大型アパレル企業で中間管理職を務める関連者は、ファストファッション業界は10年近くの急成長を遂げ、輝かしい時期はすでに過ぎたと話した。


   商業不動産分野の投資家は「国際金融紙」の記者に対し、「ファストファッションの急速な拡張は商業不動産の爆発と関係している。以前、デパートやショッピングモールの完成後、出店ブランドは人気獲得、さらには相互競争の鍵となっていたため、多くの商業不動産が賃金免除で大人気ブランドを誘致した。ファストファッションは一時的に人気を集めたが、商業不動産は過度な拡張、ECサイトからのダメージにより苦境に陥った。


    商業不動産の同時に拡張したファストファッションは、高額の店舗コストと在庫コスト、また飽和状態の市場と激しい競争などの多くの圧力を受け、即刻撤退が損失を止める最良の選択となった」と示した。


   コンサルティング会社A.T. カーニーの上級パートナーの賀暁青氏によると、ファストファッションブランドは中国でライバルからの「挟み打ち」に直面している。国内外統合発展とグレードアップに伴い、市場に安価だがファッショナブルなブランドが増え、個性を追求する若い消費者のニーズを満たしている。その一方で、ECサイトにはネットの有名人が経営する店舗も多くある。本土ブランドのほか、資本力と運営の経験があるアパレル企業も積極的に計画を打ち出し、ファストファッションブラントと市場を競争している。

 

    デジタル化の加速はファストファッションブランドの今後の重点となる。Inditex中国によると、同社はオンラインサイト事業の支援に10億ユーロ、店舗のグレードアップに17億ユーロを投資した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月13日

 

 

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