自由貿易区の外資導入額1-5月で602億元 制度革新が加速

自由貿易区の外資導入額1-5月で602億元 制度革新が加速。

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発信時間:2020-07-19 15:45:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 このほど開かれた中国商務部のテーマ発表会で商務部自由貿易区・港司の唐文弘司長が紹介したところによると、2020年1-5月、中国全国の18カ所の自由貿易試験区で外資を実質ベース602億5000万元導入し、全国の国土面積の千分の4未満で全国の17%の外資導入を実現した。次のステップで、商務部は引き続き関連部門や地方と共同で自由貿易試験区の改革の強化と支援を推進し、より的確性、実効性、集積性の高い成果を生み出し、公開・透明な外資投資環境を形成させる方針だ。


 唐文弘氏は、自由貿易試験区は新時代の改革開放の新しい高地であり、中国の外資導入の重要なプラットフォームでもあるとし、「1-5月、在来の12の自由貿易試験区の実質ベース外資導入額は18億7000万元で、前年同期比18.4%増加し、外資系企業の自由貿易試験区への信頼性が示された」と述べた。


 自由貿易試験区の制度革新と改革試行の経験の普及は加速している。最近、国務院は「自由貿易試験区第6回改革試行経験の複製普及に関する通知」を通達し、37項目の経験を公表した。第6回の自由貿易試験区の経験は前の数回を基礎とした、投資・貿易・金融・事中事後管理などにおける市場主体が関心を持つ難点の解決に関するものである。成果の復制・普及が完了した後、全国のビジネス環境は一層改善することが期待されている。


 国家政策による支持の下で、各自由貿易試験区も制度革新を更に強化すると表明している。四川省自由貿易試験区弁公室の鄧德雄副主任は「経済参考報」記者の質問に対し、「四川省自由貿易試験区は制度革新を核心任務とし、商品や要素の流動をめぐってより開放的な制度の形成とブレイクスルーに努め、改革開放事業の一層の高度化に貢献する」と述べた。


 天津市浜海新区常務副区長の賈堤氏も、「その他の自由貿易試験区の経験を積極的に学び、経済をけん引する新エネルギーの育成を強化し、質の高い発展を推進し、天津の特色のある革新の成果を形成し、京津冀協同発展と「一帯一路」建設をよりサポートできるようにする」と述べた。


 海南省自由貿易試験区弁公室の李宇飛副主任も、「海南省はトップレベルのデザインとシステムの完備、連動・統合、先見性のある配置、業績評価・奨励とミス発見・改正などの面で改革の成果を出し、改革開放に力を入れる」と表明した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月19日


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