農業農村部がこのほど発表したデータによると、今年の夏穀物生産量は12.1億キログラム増加、前年同期比0.9%増加し、1428億キログラムに達し、過去最高記録を更新した。肉、卵、牛乳、野菜などの生産量も高水準の安定傾向を維持している。農業の豊作により、中国人の食生活はさらに安定し、中国経済の質の高い発展の自信が高まった。
農業栽培構造の合理化が進むにつれ、夏穀物の栽培面積は安定しながらやや減少した。各地は農業栽培構造を持続的に合理化し、野菜や菜種などの経済作物の栽培面積を積極的に増やし、夏穀物の栽培面積を適度に減らした。
国家統計局の関係者によると、今年は感染症によるダメージはあるが、夏穀物の生産量は豊作で、年間の穀物生産の安定した基礎を固めた。
国家統計局農村司の李鎖強司長は「畜産企業の作業再開が進み、家畜製品と生産資料の輸送が徐々に回復し、豚の生産能力は持続的に向上し、畜産業は安定して回復している」と紹介した。
国家統計局の劉愛華報道官は、「夏穀物の豊作は穀物価格の安定化、さらに食品価格の安定化に非常に良好な基礎を築いた。穀物価格に高騰の基礎は見られず、市場は安定を保っている」と示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月21日