上半期、中国証券会社134社の純利益831億元に 9割以上が黒字計上

上半期、中国証券会社134社の純利益831億元に 9割以上が黒字計上。

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発信時間:2020-07-28 14:10:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 今年に入って、中国証券会社の存在感が高まっている。7月24日現在、A株市場上場38銘柄のうち17銘柄の上昇幅が10%以上となった。


 株価の好調は、業績の改善と切り離せないものであり、証券会社も例外ではない。中国証券業協会が7月24日に発表した中国証券会社2020年上半期の経営データによると、上半期の証券会社134社の営業収入は合計で2134億400万元と、前年同期から19.26%増加した。純利益は831億4700万元で同24.73%増となった。134社のうち124社(92.54%)が黒字を計上した。


 上半期、大手証券会社の業務パターンの転換に効果が現れ、仲介業務による営業収入が全体に占める割合が低下した一方で、証券取引代行の純収入は前年同期比17.82%増の523億1000万元と、全営業収入の24.51%を占めるに至った。


 7月26日までに、中信建投、国元証券、東北証券、東呉証券、浙商証券など大手証券会社5社が2020年上半期の業績速報を発表した。発表されたデータでは、5社の純利益はそれぞれ45億7800万元、6億1800万元、6億6600万元、10億3100万元、6億5800万元で、前年同期からそれぞれ96.54%、42.77%、12.98%、37.33%、36.61%増加した。


 また、国海証券、第一創業、華林証券の業績速報によると、上半期に3社の純利益はいずれも前年同期比50%以上の増加となった。


 証券会社全体の業績の改善は、自営投資業務収入、仲介業務手数料純収入及び投資銀行業務手数料純収入の前年同期からの大幅増が主な要因である。中銀証券アナリストの蘭暁飛氏は、「有利な政策と流動性の改善は下半期の証券会社の業務運営にもプラスの影響を与え、投資銀行業務、自営業務と仲介業務業務は下半期の証券会社増益の主な駆動力になる」と語る。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月28日

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