世界金融市場のデータを提供するリフィニティブは先ほど発表した報告書「BRI CONNECT:一帯一路イニシアチブの裏にある数字」の中で、中国の「一帯一路」の成長の旅は今年第1四半期、プロジェクト総額4兆ドルの大台突破という重要な節目を迎えたと称した。
リフィニティブのデータベース「BRI」の最新データによると、今年第1四半期までの計画済みもしくは建設中の一帯一路関連プロジェクトは計3164件で、総額4兆ドルにのぼっている。うち1590件のプロジェクトは一帯一路プロジェクトで、総額は1兆9000億ドル。残りの1574件は中国参加プロジェクトで、総額は2兆1000億ドル。
同社の研究によると、第1四半期末現在の一帯一路投資先ランキングを見ると、ロシアが126件の契約プロジェクトと2960億ドルの契約額でトップを維持した。サウジアラビアは1850億ドル、111件で2位。マレーシアは1460億ドル、57件で3位。2019年12月に初めてトップ10に入った英国は、一帯一路の4番目の投資先(プロジェクト金額に基づく)の地位を維持した。世界6位の経済体である英国の建設中のプロジェクトは13件(電力・水力、交通運輸、不動産業界)で、総額は1390億ドル。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月28日