投資家からの圧力を受け、金の価格が今週月曜日に2%以上も高騰し、過去最高の1オンスあたり1945.16ドルに達した。2011年9月の約10年に渡る最高値の1921ドルを上回った。
フィナンシャル・タイムズによると、米国で新型コロナウイルスの感染状況が日増しに深刻化し、ドル安が進行し金の価格が高騰している。焦りを覚えた投資家は次々と貴金属をコロナ禍の主な投資先とした。米ドルは今週月曜日、各通貨に対して2018年6月ぶりのドル安を記録した。これは米ドル以外で金を購入する人にとっては郎報だ。
全体的に見ると、金は今年に入り3分の1弱高騰している。ワールド・ゴールド・カウンシルのデータによると、投資家が今月、金の取引に使用した現金は74億ドルにのぼる。上半期の投資額は過去最大の400億ドルにのぼった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月28日