中国国内旅行の回復に伴い、中国北西部に位置する甘粛省は観光シーズンのピークを迎えています。1日当たりの観光客数は延べ1万人に達しています。7月21日以降、敦煌市の仏教遺跡「莫高窟」は連日、チケットの完売が続いています。そのうち、8月21日までのA類入場チケットはすべて予約済みとなっています。
中国三大石窟の一つ、莫高窟は敦煌市で最も人気のある景勝地です。管理者はさまざまな種類のチケットを発売することによって、観光客の入場を分散しています。A類入場チケットは最高額で、8つの洞窟の見学とデジタル映画の鑑賞ができ、一日6000枚限定となっています。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月15日