夏季収穫穀物の豊作に続き、中国の早稲が増産を実現した。国家統計局が19日に発表した全国早稲生産データによると、今年の全国の早稲播種面積は475万1000ヘクタールで、前年比30万700ヘクタール増(6.8%増)となった。今年の全国の早稲総生産量は2729万トンで、前年比102万8000トン増(3.9%増)となり、7年連続で減少の流れを変えた。
国家統計局農村司の李鎖強司長は「今年の早稲生産は南方の一部地域の深刻な洪水災害の悪影響を受け、単位あたり生産量がやや減少したが、播種面積の大幅な増加により全国の早稲が増産を実現した。夏季収穫穀物の豊作と早稲の増産は、通年の食糧安定生産の基礎を固めた」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月20日