税関管理部門の発表によると、広西から出入境する国際定期貨物列車「中欧班列」が拡張のペースを上げている。今年1−7月に広西凭祥税関が出入境を許可した中欧班列は217本にのぼり、前年同期比で182本増(5.2倍増)となった。
凭祥(鉄道)税関は中国の鉄道とベトナムの鉄道を結ぶ国家1類税関であり、国際陸海貿易新ルート、中欧班列発着の重要な場所でもある。凭祥(鉄道)税関は今年上半期、入境果物指定監督管理場、タイ産果物第3国経由中国進出税関に指定された。
凭祥(鉄道)税関を経由しベトナムに輸出される中欧班列の貨物には現在、江蘇省海安ー凭祥ーベトナムのハノイ、武漢ー凭祥ーベトナムのハノイ、重慶(成都)ー南寧ー凭祥〜ベトナムのハノイなどのルートがある。中国からベトナムに運ばれる商品は、主に電子製品、軽工業品、日用品など。ベトナムからの復路で送られる商品は、主に電子製品及び果物。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月20日