工業・情報化部の公式サイトが24日に発表したデータによると、中国の今年1−6月の軽工業業界の工業付加価値額は前年同期比6.1%減となり、下げ幅が1−5月より1.3ポイント縮小した。軽工業の主要業界の工業付加価値額の累計の伸び率は、1−5月と比べいずれも上昇した。
データによると、軽工業業界の生産は6月、安定しつつ回復の流れを続けた。うち自転車、軽工業機械、家電、電池、プラスチック製品、製紙などの業界の工業付加価値額がプラス成長となった。
感染症の影響を受け、現在の経済運行には一定の困難が生じているが、中国経済が長期的に好転するファンダメンタルズに変化はない。特に上半期の軽工業業界の経済効果・収益指標は第1四半期と比べ大幅に回復した。専門家は、「軽工業は主要消費財工業であり、社会の正常な運転に不可欠な産業、消費の高度化と人々の美しい生活の需要を満たす重要な産業だ。軽工業業界の未来の発展の将来性は非常に高い」と判断した。軽工業の通年の売上高と利益は前年の水準に近づき、プラス成長を実現する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月25日