豪鉄鉱石大手のフォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)は24日、主に中国市場の旺盛な需要により、FMGの今年6月までの2019−20年度の純利益が、前年度比49%増の47億ドルで過去最大になったと発表した。
FMGが同日発表した決算によると、2019−20年度のFMGの鉄鉱石出荷量は6%増の1億7800万トンにのぼった。FMGの売上高は29%増の128億2000万ドル。
FMGのエリザベス・ゲインズCEOは「新型コロナの感染対策が最も厳しい時期に、当社は経営を維持した。またこの期間中、鉄鉱石価格が堅調に推移し、中国市場の需要が旺盛だった。中国経済は持続的に回復し、中国の長期的な鉄鉱石の需要は依然として旺盛になる」と予想した。
FMGは世界4位の鉄鉱石生産企業で、その圧倒的多数の商品が中国に輸出されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月25日