24日、文化観光部が明らかにしたところによると、2019年末時点で中国の旅行会社の数は前年同期比8.17%増の3万8943社となり、旅行会社の2019年の営業収入は7103億3800万元となった。
文化観光部市場管理司が8月24日に発表した「文化観光部2019年度全国旅行会社統計調査報告書」によると、2019年の旅行会社の旅行業務収入は5165億7200万元、利益は233.27億元に達した。2019年末までに、旅行会社の資産総額は2722億1300万元に増えた。
インバウンド、国内、アウトバウンドという分類でみると、2019年のインバウンド旅行業務収入は全体の5.21%を占める269億2000万元、国内観光収入は全体の53.25%を占める2750億9600万元、海外旅行業務収入は全体の41.54%を占める2145億5600万元だった。
報告によると、2019年の全国旅行会社の従業員は41万5941人で、うち短大卒以上の学歴が2万8214人、労働契約を締結した旅行ガイドの総数は12万1710人、旅行ツアー引率者の総数は57,148人となった。
2019年、雲南省の旅行会社の数が前年比7.22%減少したのを除けば、その他の31の省・直轄市・自治区の旅行会社の数はすべて増加した。増加幅が最も大きいのは新疆で、33.33%伸びた。広東、北京、江蘇、浙江、山東の5つの地域の旅行会社は2000社を超え、最も多い広東は3281社に達した。
報告書によると、2019年は各地の旅行会社がインバウンド旅行者を延べ1829万6200人を受け入れ、上位10位の対象国・地域は香港、台湾、韓国、マカオ、米国、マレーシア、日本、シンガポール、ロシア、タイとなった。
旅行者の数で計算すれば、インバウンド 、国内旅行、海外旅行のシェアはそれぞれ5%、70%、25%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月26日