人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は24日、第2回外灘金融サミットでビデオメッセージを発表した。易氏は次の段階の金融業開放の理念と動向について、「参入前内国民待遇とネガティブリストの管理制度を全面的に実施し、開放の理念とモデルの転換を促進する」と述べた。
易氏は「中国の金融業の開放がスムーズに進んでいるが、外資系金融機関や域外中央銀行との交流において、外資の機関参入及び事業展開の制限解除後も依然として多くの許可の申請が必要で、多くの操作面の問題に直面しており、金融業の開放への要求が依然として多いことにも注意している。これは金融業のネガティブリスト管理への転換に、まだ多くの取り組みが残されていることを示した」と率直に語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月26日