8年間の交渉を経て、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定が15日、正式に署名された。
中国の鄧錫軍・駐ASEAN大使は15日、新華社の書面インタビューに対して次のように回答した。
RCEPは世界最大の自由貿易協定で、世界経済及び国際経済貿易ルールに重大な影響を及ぼす。RCEP参加国には先進国、発展途上国、後発発展途上国が含まれる。各国の経済発展水準、文化的背景、政治体制が異なる。これほど多様な国が歩み寄れたことは、自由貿易と互恵協力の大きな魅力を示した。
RCEPの署名は、このアジア太平洋の主要経済貿易枠組みに向け新たに重大な一歩を踏み出したことを意味する。これは多国間主義と自由貿易の重大な勝利であり、感染症という新常態における地域及び世界経済の回復に対する重大なメリットだ。感染対策と回復促進は国際協力を堅持し、これに依存しなければならないという力強いメッセージを世界に伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月17日