ASEAN10カ国、中国、日本、韓国、豪州、NZの15カ国を含む東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定が15日、署名された。本来は16カ国が交渉に参加していたが、インドが離脱を決定した。
インドは自由貿易を諦めることによる結果を受け入れられない。インドメディアによると、まずインド国内の需要ではインドの成長を促進できない。インド市場は大きいかもしれないが、モディ首相の元首席経済顧問が最近のコラムで「外国の需要は常に国内の需要を遥かに上回る」と指摘した通りだ。これはインドが「国内市場のミスリードの誘惑」に打ち勝つ必要性を示している。また世界の貿易秩序がパンデミックにより乱れたことを受け、世界は新たなサプライチェーンを模索し、新たな関係を構築し、数十年続く貿易インフラを整備しようとしている。インドがインフラを集めるチャンスを見逃せば、今後数年の成長のチャンスを見逃す可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月17日