中国人民銀行が先般発表したデータによると、2020年に中国の債券市場で発行された各種債券は合計57.3兆元に達し、前年同期比で26.5%増加した。
2020年の中国債券市場の発行規模は著しく増加した。内訳は、国債が7兆元、地方政府債が6兆4000億元、金融債が9兆3000億元、同業譲渡性預金証書が19兆元、企業信用債が12兆2000億元発行された。
また、2020年の中国債券市場の現物証券取引量は大幅に増加し、債券収益率は全体的に上昇した。同年の中国債券市場の証券取引額は253兆元と、前年同期比で16.5%増加した。
そのほか、2020年の中国債券市場の投資家数も増加し、構造もより多元化した。年末の時点で、中国銀行間債券市場の各種の参加主体は2万9758社と、前年より3911社増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月1日