上海証券取引所と深セン証券取引所はこのほど、それぞれ「転換社債ルーチン化取引報告活動の関連事項に関する通知」(以下「通知」)を発表し、転換社債ルーチン化取引に関する報告制度を作った。通知は3月29日より施行。
上海証券取引所では昨年、一部の転換社債の取引が活況を呈し、価格の変動幅が大きく、市場から広く注目を集めた。アクティブな転換社債の取引において、ルーチン化取引の割合が上がり続け、市場の影響力が絶えず強化されている。証券監督管理委員会は昨年12月31日に「転換社債管理方法」を発表した。同方法の要求を実行に移し、転換社債市場の正常な取引の秩序を維持し、潜在的な取引リスクに備え、投資家の合法的な権益を保護するため、上海証券取引所と深セン証券取引所が通知を発表した。情報報告制度の構築を軸とし、転換社債ルーチン化取引報告管理の関連要求を明確にする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月9日