第14次五カ年計画と2035年までの長期目標綱要草案(以下「計画綱要草案」)が5日、第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議で審議された。国の戦略的科学技術力の強化、重要コア技術攻略戦の勝利など一連の重大文言は、革新の重要性を示した。量子情報、脳科学、宇宙科学技術などの多くの名詞が登場し、人々から期待されている。
革新は今後5年で中国をどのように変えるのだろうか。次のいくつかの重要データによって解読していこう。
・56% 普及率の大幅な向上、5Gはどのような未来を描くか?
計画綱要草案は、5Gネットワークの大規模展開を急ぎ、普及率を56%に上げ、1Gbpsの光ネットワークの普及と高度化に取り組むとした。また6Gネットワーク技術の準備に事前着手するとした。
5Gは大量の革新の情報の基礎であり、数多くの産業高度化の重要な支えでもある。
中国の5G基地局数は過去1年に渡り、毎週平均1万基のペースで新設された。中国の5G端末接続数は現在2億台以上。
計画綱要草案の「56%」とは、無数の設備が相互接続し、5Gが県・鎮・農村のより広い範囲に浸透し広がることを意味する。縦方向と横方向のネットワークはデジタル中国の基礎を固め、より多くの応用とシーンを生む。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月10日