中国国家航天局の張克倹局長とロスコスモスのロゴージンCEOは9日、テレビ会議で「中華人民共和国政府とロシア連邦政府の、国際月科学研究ステーションの共同建設に関する了解覚書」に署名した。双方は「共に協議し、共に建設し、共有する」原則を守り、国際月科学研究ステーションの広範な協力を推進する。興味を持つすべての国及び国際パートナーに開放し、科学研究交流を強化し、全人類の宇宙の平和的な探査・利用を促進する。
国際月科学研究ステーションは、月面もしくは月周回軌道上に建設する、月の探査・利用、月からの観測、基礎科学実験、技術検証など各学科・各目的の科学研究活動を実施できる、長期的に自主運行する総合性科学実験拠点だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月10日