税関総署の統計によると、今年1―5月の中国の対外貿易輸出入総額は14兆7600億元で、前年同期比28.2%増となった。うち、輸出額は8兆400億元で同30.1%増、輸入額は6兆7200億元で同25.9%増、貿易黒字は1兆3200億元で同56.2%増だった。
ドルベースでは、1―5月の輸出入総額は同38.1%増の2兆2700億ドル。うち輸出額は1兆2400億ドルで同40.2%増、輸入額は1兆300億ドルで同35.6%増、貿易黒字は2034億5000万ドルで同70.2%増だった。
5月単月の対外貿易輸出入総額は同26.9%増の3兆1400億元。単月の輸出入総額はすでに1年連続でプラス成長を維持し、中国の貿易が持続的に改善していることがわかる。5月単月の対外貿易輸出入総額のうち、輸出額は1兆7200億元で同18.1%増、輸入額は1兆4200億元で同39.5%増、貿易黒字は2960億元で同32.1%減だった。
ドルベースでは、5月の輸出入総額は同37.4%増の4823億1000万ドル。うち、輸出額は2639億2000万ドルで同27.9%増、輸入額は2183億9000万ドルで同51.1%増、貿易黒字は455億3000万ドルで同26.5%減だった。
一般貿易の輸出入額が増加し、貿易総額全体に占める割合も上昇した。
1―5月、中国の一般貿易輸出入額は同32%増の9兆1200億元で、貿易総額の61.8%を占め、貿易総額に占める割合は前年同期を1.8ポイント上回った。うち輸出額は4兆9000億元で同34.5%増、輸入額は4兆2200億元で同29.2%増。1-5月の加工貿易輸出入額は同16.7%増の3兆2300億元で、貿易総額の21.9%を占めた。うち輸出額は2兆200億元で同16.4%増、輸入は1兆2100億元で同17.1%増だった。