英国取締役協会シティ・オブ・ロンドン支局の新任のジョン・マクレイン局長はこのほど、新華社の取材に応じた際に、「中国市場は英国企業にとって極めて重要だ。双方は各分野で協力を強化していくことを信じている」と述べた。

　マクレイン氏は、「英国のEU離脱に伴い、英国企業は東へのシフトが必要になっている。中国の経済成長が続き、中産階級の消費者が増えている。これは英国企業にとって魅力的だ」と述べた。

　マクレイン氏は、「観光業が新型コロナウイルスから徐々に立ち直り、人員往来が徐々に増えるにつれ、英中双方は経済協力をさらに強化する」との見方を示した。

　マクレイン氏は英中の潜在的な協力分野について、「両国は世界の金融及び革新、グリーン産業及び環境、医療・ヘルスケアの協力の将来性が高い」と述べた。

　英国取締役協会は1903年に創設された、英国で最も歴史あるビジネス協会の一つだ。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年9月23日