第1回「粤港澳大湾区ショッピングフェスティバル」(以下「フェス」)が22日に閉幕した。これは現在までで大湾区の業者が最も多く参加した、規模が最も大きな「ネット通販のカーニバル」だ。全市民による最もおしゃれな大湾区生活の共有、粤港澳(広東・香港・マカオ)の協力の加速度の実感を促した。
香港の月餅、マカオのお菓子、仏山の家電、東莞の衣料品、広州のコスメ、深センのデジタル家電など、全市民が大湾区の良品を満喫した。100以上の産業ベルトの30万弱のブランドがタオバオのプラットフォームでフェスに参加した。粤港澳大湾区は産業集約及び革新的発展の要衝として、「大湾区製造」という「鬼」にインターネットという「金棒」を与え、新たな生活・消費のトレンドを牽引している。
粤港澳の老舗店による革新の脈動はこの上なく力強い。オンライン・オフライン事業を同時進行し、国内外市場を同時に開拓する。老舗店は消費の新業態及び新モデルの模索を急ぎ、「新国潮」を盛り上げ、消費の新たな成長を促している。
1カ月もないフェスに参加した消費者は延べ1億9000万人にのぼり、売上は1000億元を上回った。大湾区の消費の質向上及び高度化が力強く牽引された。これは中国で開放の程度が最も高く、経済の活力が最も高い地域の一つである粤港澳大湾区が、大きな内需及び消費の潜在力を秘めていることを示した。また大湾区の高品質供給が新たな需要を牽引・創出し、全市民が確かな利益を共有する活き活きとした局面を反映した。
デジタル化モデル転換に大きな余地が残されている。より多くの大湾区の伝統的な企業が積極的にインターネットを導入し、時代と地域に基づき製品サービス、販売方法、経営モデルを変化させている。ライブコマース、パーソナライズ、即時配送などの新モデルが次々と打ち出されている。「大湾区製造」は伝統文化と革新的なテクノロジーを融合させ消費新トレンドの新たな空間を切り開き、粤港澳の共同発展のより大きな空間を切り開いている。