中国鉄鋼工業協会の副会長兼秘書長の屈秀麗氏は25日、同協会が開いた会見で、「全国の9月の粗鋼生産量は1日あたり245万8300トンで、前月比8.45%減、前年同月比21.2%減、4月のピーク値より24.6%減となり、過去3年で最低の水準となった。政策の効果が持続的に顕在化している」と述べた。
国家発展改革委員会は今年に入り、関連部門と共に全国範囲の鉄鋼生産能力削減の「振り返り調査」及び粗鋼生産量削減活動を展開しており、今年の粗鋼生産量が前年同期比で減少するようにしている。各地はエネルギーの監督管理措置を強化し、「ダブル高」(高エネルギー消費・高汚染)プロジェクトの盲目的な発展を断固阻止している。一連の政策措置に伴い、粗鋼生産量削減の効果が顕著になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月26日