国家統計局報道官、国民経済総合統計司司長の付凌暉氏は通年を展望し、5.5%の経済成長の目標には基礎と条件が備わっているとの見方を示した。「中国経済は持続的に回復している。発展の強靭性が高く、潜在力が大きく、原動力が十分という特徴が比較的顕著だ。この2年間は感染症の衝撃を受けたが、中国経済の発展は世界トップの地位を保った。次の段階では、安定成長政策に持続的に取り組むが、これもまた経済安定成長を力強く促進する」
業界内では、投資が安定成長においてまだ大きな潜在力を残しているとされている。英大証券研究所所長の鄭後成氏は、「固定資産投資の伸び率がマクロ経済に対して強いけん引力を発揮するだろう。政府活動報告は、効果的な投資を積極的に拡大するとしたが、今年の投資は昨年より増える見通しだ。また今年のM2(広義のマネーサプライ)と社会融資総量残高が前年比で高い数値を維持し、固定資産投資の伸び率を押し上げる見込みだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月16日