RCEP発効から百日、アジア太平洋の協力への影響は?①加盟国の貿易がより緊密に

中国網日本語版  |  2022-04-22

RCEP発効から百日、アジア太平洋の協力への影響は?①加盟国の貿易がより緊密に。

タグ:RCEP アジア太平洋 日本

発信時間:2022-04-22 10:47:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定が2022年1月1日に正式に発効してから、すでに100日以上が経過している。

 

 この世界最大の自由貿易協定の実施状況はどうなっているか。アジア太平洋地域の協力にどのような新チャンスをもたらすか。中国のさらなる開放に対してどのような深い影響を生むか。ボアオ・アジアフォーラム2022年年次総会にて、出席者が議論を展開した。

 

 ボーナスが顕在化、加盟国の貿易がより緊密に

 

 「RCEP発効後、主力製品のクロロアニリンの対日輸出関税が3.1%からゼロになり、取引先が納める関税が20万元弱減った。これは当社のより良い日本市場開拓に有利だ」

 

 江蘇蘇州湘園新材料股份有限公司の責任者である馬菲菲氏は、RCEPのメリットについて、「減税」が最大の実感だと語る。RCEP枠組み内で、中日が初めて二国間関税譲許を実現したおかげで、感染症の影響を受けながらも同社の今年の対日輸出額が10%弱増えている。

 

 これはRCEP発効が企業にボーナスをもたらす一例だ。

 

 税関のデータによると、中国の第1四半期のRCEP加盟国(中国を除く14カ国)との貿易額は、前年同期比6.9%増で2兆元を超え、同期の中国の貿易全体の30.4%を占めた。うち、韓国、マレーシア、NZなどの国との貿易額の伸び率(前年同期比)が2桁台に達した。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月22日

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