有人宇宙船「神舟14号」の打ち上げが6日、順調に成功した。これは中国有人宇宙事業の実施以降で23回目の飛行任務であり、宇宙ステーション段階の3回目の有人飛行任務でもある。
打ち上げ成功により、A株市場の航空・宇宙関連銘柄が投資家から注目を集めている。公開されたデータによると、6日の取引終了までの1カ月弱に渡り、A株市場航空・宇宙設備銘柄指数(802033.EI)が累計で+12.69%となっている。
また第14次五カ年計画期間有人宇宙事業、民間宇宙インフラ計画、衛星ネットワークなどの重大宇宙事業が実施のピークを迎え、業界技術の進歩と市場規模の拡大をけん引すると分析されている。
中国の宇宙技術及び産業の急速な発展に伴い、製造標準体系も絶えず改善される。これらの中核的能力と標準はハイエンド設備や半導体電子などの新興製造業の発展をけん引する。また伝統的な機械工業、冶金、化学工業などの業界の基礎的な製造能力の向上と技術の進歩を促す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月7日