中共中央宣伝部は6日、「中国のこの10年」と題した会見を開いた。科学技術部の王志剛部長、中国科学院の侯建国院長、中国工程院の李暁紅院長、中国科学技術協会書記処の張玉卓第一書記、国家自然科学基金委員会の李静海主任が出席し、「イノベーション駆動型発展戦略の実施、科学技術強国の建設」の関連状況について説明した。
王氏は、「中国はこの10年に渡りイノベーション駆動型発展戦略の実施を掘り下げ、中国の特色ある自主イノベーションの道を確固不動の姿勢で歩み、イノベーション型国家及び科学技術強国の建設に取り組んだ。科学技術事業に歴史的・全体的・構造的な重大変化が生じ、イノベーション国の一員になった」と述べた。
中国はこの10年に渡り、人材・科学技術が強くなり、産業・経済・国家が強くなる発展の道を歩んだ。全社会の研究開発費は2012年の1兆300億元から21年の2兆7900億元に増加し、研究開発費投入強度(対GDP比)は1.91%から2.44%に上がった。イノベーション分野の世界ランキングで、中国は12年の31位から21年の12位に上がった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月7日