持続的な高温の影響を受け、全国各地の電力需要負荷が過去最大にのぼっている。中国電力企業連合会の責任者は28日、「全国の電力の需給は全体的にバランスが取れている。電力需要ピーク時には、一部地域で電力が逼迫している」と述べた。
同責任者はまた、新エネ発電量の増加が夏季電力需要の圧力の解消に対して積極的な効果を発揮したと述べた。データによると、今年5月末現在の中国の非化石発電設備容量は10億1000万kWにのぼっている。うち風力発電や太陽光発電などの新エネ発電設備容量は計6億6700万kW。
中国電力企業連合会の楊昆常務副理事長は、「新エネ発電は徐々に、中国の電力供給の重要な構成部分になりつつある。1−5月の発電総量に占める割合は40.6%で、システムの電力・電量バランスのより重要な支柱となっている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月29日