中国人民銀行通貨政策司の鄒瀾司長は13日、デジタル人民元の試行範囲はこれまでの「10+1」試行地区から15省・市の23地区に拡大し、深セン、蘇州、雄安新区、成都の4カ所はホワイトリスト規制を撤廃し、興業銀行を新たな指定運営機関に選定したと紹介した。
鄒瀾司長によると、5月31日現在、15省・市の試行地区でデジタル人民元の累計取引件数は約2億6400万件、金額は約830億元となり、デジタル人民元決済を扱う商店の店舗数は456万7000店に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月14日